中国の思想 『五行説』って何?

東洋の医学やアジアの漫画などで時々出てくる

五行思想や陰陽五行説とは

どういう物なのでしょうか。

五行説って何?

五行説(思想とは)中国の古来の哲学の道理として

天地の間にとどまらず循環する

(木・火・土・金属・水の)5つの元素

浮き沈み(栄えたり衰退したりする様子)から

天地の変異や災害・吉兆、

人の吉凶を説明する考え方です

この五行説は中国の戦国末期の鄒衍(※1すうえん)が

中国王朝の変遷(夏王朝~秦王朝まで)

を五行に当てはめて

説明したのが始まりとされています

後に 漢代(紀元前206年~紀元後8年)の陰陽説と

統合・混ざりあい 易(※2)の天人合一説(※3)を形成し、

後世の思想・哲学・医学・暦・易(占い)宗教など

中国の幅広い学問に

強く影響をおよぼしました。


(※1)鄒衍(すうえん)

紀元前350年頃活躍した中国 戦国時代の思想家

斉国(現在の山東省)の人。

天文や地理に優れ、陰陽説と五行説を合わせて

宇宙の生成を論じ、

かつ それに基づいた五徳終始の学説をもって

中国の歴代王朝の交代を説明したという。

(※2)

中国に古くからある占い。

易経(周易)の内容に基づいて

算木(さんぎ)・筮竹(ぜいちく)を使って

吉凶を判断する占い方法。

補足》易経(周易)

古代の占術を儒家が取り入れて

経書としたもの。

中国の伝説上の人物 伏羲(ふくぎ)が作った

八卦・六十四卦について

周の文王(紀元前12世紀から紀元前11世紀ごろ)が

卦の一つ一つに意味付けをし、

さらに のちの時代の儒教の始祖 孔子が

六十四卦の内容を補足した『十翼』という

書物を作ったとされる。

(※3)天人合一説

中国の世界観の一つで、天と人とは道を媒介にして

一つながりだと考えるもの。

古代には、人の心・性は天と通じ合っていると考え(孟子)、

また人には天が投影していると考えた。

前者の天神相通論が

宋時代(紀元後960年~1279年)に発展し

宋学の重要な基礎観念となった。


【もっと深堀り記事】

(準備中 3月末に投稿予定)


【引用・参考文献】

〇現代に息ずく陰陽五行-増補改訂版

 稲田義行著 日本実業出版社発行

〇陰陽五行説 -その発生と展開

 根本光人監修 根本幸夫・根井養智著 株式会社じほう発行

〇五行大義 

 赤村璋八著 株式会社明徳発行

〇広辞苑  第六版

〇ブリタニカ国際大百科事典 

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