”努力”って意味があるの? 努力について入門
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最近 「一発逆転」という言葉を
目にすることが多くなってきました。
また 地道にコツコツ努力することが
カッコ悪い・ダサいというような
考えの人が多くなってきています。
今回は そんな
努力とは また
目標達成のためには
どういう努力をするべきなのか
様々な書籍や記事を参考に
まとめてみました。
(※注意)この記事は
私個人の私見が多く入っています。
正解などではなく
一つの意見として参考にしてください。
【目次】
努力は質より量 ただし注意点が
自分の特性・性質と目的に見合った努力を
努力は”量”より”質” ただし注意点が
努力について
様々な書籍や記事を読んだり
私の仕事や部活での体験などを踏まえると
努力は”量”より”質”が大事だ
といえるでしょう。
ただし
自分と自分の目指す目標に合った
質のいい練習・努力方法だと
気が付くには
量や幅広い種類の練習をこなして
コツをつかんだり
自分に効果があるのか
定期的に試合や試験を受けるなどして
成果・成長があるのか
試してみないと
自分に合ったより質の高い
かつ 効果的な練習・努力の方法か
どうかはわからない
ということに注意する必要があります。
なのでまず ある程度の量・修練を
こなしつつ
コツをつかむなどして慣れてきたら
より効率的な 練習・修練に
努めるのが良いようです。
(補足)
マルコム・グラッドウェル氏は著書で
天才・成功者(アウトライヤー)が
生まれる条件として
①約一万時間の努力・練習
②育った社会・環境・文化
③好機(時代的・環境的チャンス)
を提示しています。
一万時間の成功者の例としては
〇世界的バンド ビートルズが
アメリカに進出する前
ドイツのハンブルグにて
幅広いジャンルの音楽を勉強しつつ
週7日、一日8時間
ずっとステージに立って
曲を演奏し続けていた話、
〇マイクロソフト社共同創立者の
ビルゲイツが
中学2年生の時
当時開発されたばかりだった
タイムシェアリングプログラミングを
触る機会を得て
自分のソフトウェア会社を立ち上げるまで
ほぼ一万時間ずっと
様々なプログラミングの開発に
明け暮れていた話などが
あげられています。
自分の特性・性質と目的に見合った真の努力を
さて 努力に関しては
”質”が重要であると紹介しました。
では 自分に合った”質のよい”の努力は
どうやって知っていけばいいのでしょうか?
質のよい 努力を知るための一歩として
自分自身がどういう特性・個性を
持っているのか
また 目指す夢・目標は
どういう分野・知識が必要なのか等
よく分析・勉強して
深く理解しておくことも大事です。
というのも
スポーツ選手や学者を目指す場合
スポーツに会った体格や
受験に向いている脳
(エピソード記憶が得意)など
目標によっては 遺伝子的な
優位性が在ったり、向き不向きが
出てしまうことがあるからです。
例え話をしましょう
世界的なマラソン選手を夢見る
Aさんという人がいたとします。
Aさんは何故か
バットの素振りを
一生懸命練習しマラソンで
素振りの技術がを生かせると
信じつづけていて止まりません。
そんなAさんは
『精一杯練習しているのになかなか
マラソンランナーに選ばれない』と
ぼやいていました。
今 この文章を読んでいるあなたから見れば
たとえ Aさん自身としては一生懸命に
練習していたとしても
練習内容が 彼の目指す目的に
向かうのに適した事ではない場合
その努力は
ほぼ 無駄になってしまう
とわかるでしょう。
このように 努力も
自分自身の特性を理解しつつ
目標に見合った練習かどうか
よく確認しながら続けないと
努力している自分に酔っているだけで
努力そのものは
無駄骨になってしまいます。
なので
自分の目指す目標はどういう物なのか
よく見極めたうえで
自分の目指す方向に見合った努力を
することが大切なのです。
【引用・参考文献】
〇努力不要論
-脳科学が解く!「がんばっているのに報われない」と
思ったら読む本
中野信子著 フォレスト出版
〇天才!成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェル著 勝間和代訳
講談社発行
〇モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた
-進化心理学が教える最強の恋愛戦略
ジェフリー・ミラー、タッカー・マックス著
橘玲監訳 SBクリエイティブ株式会社発行
〇能力はどのように遺伝するのか
-「生まれつき」と「努力」のあいだ
安藤寿康著 講談社発行
〇働く。なぜ?
中澤二朗著 講談社発行


