どうやって 努力・経験を積んでいけばいいの？ 努力について応用
Views: 2
学校や会社など 努力の重要性・必要性を
よく説かれることがあります。
では実際に 努力や経験、実績はどうやって
積み上げていけばいいのでしょうか？
今回は 企業改革などでよく使われる
PDCA手法を
紹介しつつ 努力・経験の積み方について
解説していきます。
【目次】
PDCAの4ステップを繰り返す
〇P-Plan(計画)
〇D-Do(実行)
〇C–Check（検証・反省)
〇A–Action（調整・修正)
PDCAの4ステップを繰り返す
”PDCA”とは企業などの改革の手法
としてよく知られているもので
P–Plan(計画)
D–Do(実行)
C–Check（検証・反省)
A–Action（調整・修正)
の頭文字をとって
”PDCAサイクル”と呼ばれています。
組織改革以外にも、
個人の技術・スキルの
取得・向上にも使えるものです。
では PDCAの流れと各段階ごとの
ポイントを見ていきましょう
P–Plan(計画)
まず 計画(Plan)の段階では
自分の目標・ゴールを明確にして
今の状態と目標・ゴールまでの差を分析し
目標に到達するために必要な課題を
洗い出して
解決策を考えます。
この時、気を付けるポイントとしては
計画の時点で
〇課題を行うまでの期日(〆切り)を
決める事
〇目標の具体的数値を
はっきりさせる事
〇課題の優先順位を
しっかり決めておく事
この3点をよく考えながら
計画を立てていきましょう。
D–Do(実行)
実行の段階に入ったら
計画時点で出てきた解決案を
より一層具体的な
行動・方法として掘り下げ
行動一つ一つを より細かく明確化して
手順リストを作り
実行していきます。
この実行の時は
目標に対しより効果的で
優先順位の高い課題から
こなしていくようにすると
次の段階である検証の時に
無駄な思考錯誤を減らしやすくなります。
C–Check（検証・反省)
検証・反省の段階に入ったら
今回 目標を目指して 実行してみて
できた事の要因と
できなかった要因を
分析し 絞り込んでいきます。
この時 注意するポイントは
実行の時点で
こまめ かつ 定期的に
検証・反省を行うことです
週に一回、一日一回のように
こまめに検証・反省を行うことで
次の実行・検証の無駄を減らすことが
できるので 定期的に
不備や無駄な課題をしていないか
チェックしていきましょう。
A–Action（調整・修正)
調整・修正では
計画・実行・検証で見えてきた
目標に対しで達成きた要因・
達成できなかった要因を
分析し 次の計画・挑戦では
どこを改善・修正することで
目標へより近づけるのか考えます。
この調整・修正を行うとき
気を付けるポイントとしては
〇目標の目標値など大きさ調節
〇計画・解決案の内容調整、
ほかにも効果的な解決案は
ないか考える
〇行動・実行で不備があったか
なぜできなかったか、
その原因は何か
〇逆に今回の実行・行動で
効果的だった、
うまくできたことはないか
などを リストに書き出して
次の計画・挑戦に
活かしていきましょう。
以上がPDCAの主な流れとポイントでした。
このPDCAサイクルは
サイクルを一回回せば
必ず課題が解決するというものでは
ありません。
重要なのは、
課題や目標を達成できるまで
計画(P)・実行(D)・検証(C)・修正(A)を
ひたすら繰り返し
続けることです。
これを 続けることで
例え 小さな成功だったとしても
積み重なっていくことで
次第に あなたの大事な
実績・自信になっていきます。
時間はかかりますが
地道に 計画・実行・検証・修正を
続けて 経験・実績を積んでいきましょう。
【引用・参考文献】
〇働く。なぜ？
中澤二朗著 講談社発行
〇鬼速PDCA
富田和成著 株式会社インプレス発行
〇高校生からのリーダーシップ入門
日向野幹也著 筑摩書房発行
〇成功する計画の立て方・進め方
-優しいプロジェクト・プランニング
上石幸拓著 日科技連出版社発行
〇よくわかる企業再生のプロセス
-PDCAを経営改善に活かす
行本会系事務所編集 中央経済社発行
