各教科を勉強することでどういう力が身につくの? -勉強・学習について応用

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なぜ私たちは

勉強する必要があるのでしょうか?

今回は 国語・算数・理科・社会の

四教科を中心に

各教科が 

人生や生き方にどういう力を

育んでくれるのかについて

いくつかの記事・文献をもとに

まとめてみました。

【目次】

『国語(母国語学習)』で身につく力

『算数』で身につく力

『理科』で身につく力

『社会』で身につく力

『国語(母国語学習)』で身につく力

国語を勉強することで 

主に「読解力」

「語彙力(※1)」などを

身に付ける事が出来ます。

「読解力」とは 学問の基礎であり

問題など文章を

正しく読み解くことや

人との会話での言葉の理解や

伝える力

(コミュニケーション能力)に

必要な力です。

読解力を身につけることで

物事を深くを理解することや

スムーズな会話を助け 

深く豊かな人間関係を

築くことができるようになります

一方 国語を学ぶことで身につく

「語彙力」ですが

語彙力を身に着けることで

深い思考をすることが

できるようになります

というのも、人は考えるとき

自分の知っている言葉を

使って物事を考えます

もし 小学生レベルの言葉しか

知らない大人がいたとすると

その人は 少ない言葉で

物事を名付け・ラベリングする事

しかできないので

自分の思考や

自分の周囲・社会に対する

理解度・解像度も小学生レベルに

なってしまうのです。

なので 深く複雑な思考

勉強できるようになりたいときは

多くの言葉を正しく知っている事

「語彙力」が必要なのです


(※1)語彙力(ごいりょく)

どれだけたくさんの言葉を

正しく知っているのか

を表す言葉

『算数』で身につく力

算数を勉強することで 

主に「計算力」、

「物事・問題に取り組む忍耐力」

などを身に付ける事が出来ます。

私たちは 日々 物やお金を

日用品や好きなものなどと交換して生きています。

この交換するとき 

正当な数や測量値を

交換できているのか考えるときに

必要なのが計算力です。

また、工作や建築をするときも

計算力が必要です。

世界には様々な数値が

存在しています。

もし 正しい数値や計算を使わずに

物を作ってしまったら

うまく出来上がらず 

すくに崩れてしまうでしょう。

それくらい 正しい数値・計算は

大切な物なのです。

そう意味では 計算力とは

人間社会で生きていくために

必要不可欠な力とも

いえるでしょう。

次に 

算数の長所を紹介として

算数・数学は

「物事・問題に取り組む忍耐力」を

鍛えるのに最適な教科

いえます。

算数の問題は 

必ず答えが一つであり

その一つの答えを出すために

問題で提示された

限られた数値を使い

様々な思考や計算方法を行いつつ

答えを導きだすものだからです。

これは 

現実社会で問題にあたった時にも

生かすことができます。

成功や求める目標にするために

問題に対し 

どう対応し向き合っていくのか

その姿勢や忍耐力を

疑似的に体験し 鍛えるためには

算数は最適だと言えます。

『理科』で身につく力

理科を勉強することで

自然界の仕組み・ルールを知ることができます

自然界の仕組みを知ることで

自分たちの生活に活用することで

よりいい生活ができるように

なります。

例えば 植物の成長についての

知識があれば

農業に活用し 収穫量を増やす工夫ができますし

電気に関する詳細な知識があれば

機械設備を活用でき

今まで手作業で大変だった作業も

機械で効率化することができます。

理科は 私たちの生活や文明を

支える大切な学問

いえます。

『社会』で身につく力

社会を学ぶことで

私たちは 自分たちの住んでいる

土地の特性(地理)

自分の民族がたどってきた歴史

また、自分たちの社会の

政治体制(公民)について

学ぶことができます。

地理からは

昔から現代の人たちが 

土地の気候・特性を

どう工夫・利用して

生活していたのか

知ることができ、

歴史からは 昔を知ることで

現代・今の状況を詳しく

理解することができます。

また、公民では

人権や政治・国のあり方

生活の仕方や 

社会保障などについて

仕組みを理解することで 

何かあった時 

生活や人生において

とれる選択肢を増やすことが

できます

社会科は 各国ごとによって

内容は違いますが

社会科の勉強も

私たちの生活を送る上では

とても重要な教科と

いえるでしょう。


(※補足)社会科は 

OECD(経済協力開発機構)が

行っているPISA

(生徒の学習到達調査 主に数的処理能力、読解力、科学的リテラシーを調査する)

には含まれていません。

というのも 社会科は国によって

地理・歴史・それによる人間社会仕組みが異なるから

とされています。

(『なぜ学ぶのか』

       出口治明著 より)


以上が主な四教科を学ぶことで

身につく力についてでした。

勉強するのは大変ですが

どの科目も

私たちの生活や人生に

深くかかかわっていると言えます。

学ぶことで 生き方や人生が

より豊かに楽しくなっていくと

実感できるようになると

今後の人生が楽しくなってくると

思うので

興味があるものから

どんどん 勉強・学ぶことを

オススメします。 


【引用・参考文献】

〇勉強する意味が分かるこども学問のすすめ

 齋藤孝著 筑摩書房発行

〇なんで勉強するんだろう?

 齋藤孝著  幻冬舎発行

〇勉強するのは何のため?

 -僕らの「答え」の作り方

 苫野一徳著 日本評論社発行

〇なぜ学ぶのか

 出口治明著 小学館発行

〇天才!成功する人々の法則

 マルコム・グラッドウェル著 講談社発行

〇頭がよくなる思考術

 白取春彦著 ディスカヴァー・トゥエンティワン発行

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