レポートを書く準備・段取りをつけよう レポートの書き方①
今回はレポートを書くために必要な
大まかな手順を紹介します。
【目次】
①課題テーマから仮説・問題点を出そう
②文献・資料を探そう
③調査したデータを整理・まとめよう
④自分の意見を導き出そう
⑤レポートを読み直し修正・手直しをしよう
①課題テーマから仮説・問題点を出そう
教授から出された課題・テーマから
どういう内容の調査レポートを書くか、
課題から自分はどういう問題意識を持ったのかを
はっきりさせましょう。
まだ調査前の段階ですが
この時、大まかな仮説を立てておくといいかもしれません。
②文献・資料を探そう
大まかなレポートの内容が決まったら
関連文献や統計データなどの
レポートので述べる説の根拠となる資料や参考文献(※1)を集めましょう。
資料やデータは主に
図書館やインターネット上のデータベース(※2)、
政府などの公的機関の統計や白書などを
使いましょう。
レポートは研究機関である大学に提出する報告書です。
信用度の高い情報を集めるように心がけてください。
③調査したデータを整理・まとめよう
集めた資料や統計データの内容を整理・分析しましょう。
調べたデータからどういうことがわかるのか
それによりどういう結論や課題が見えるのか
結論に至るまでの理由が説明できるように
内容を整理しましょう。
④自分の意見を導き出そう
集めた資料をもとに、わかった結果や状況を分析して
自分の意見や調べていて出てきた問題点や
今後さらに改善する必要がある課題などをまとめましょう。
⑤レポートを読み直し修正・手直しをしよう
書いたレポートをいったん始めからから読み直して、
誤字脱字はないか、説明部分で上げた文の内容が
ちぐはぐになっていないかよく確認しましょう。
読んでいて、誤字脱字や内容に
違和感を感じたらその部分をさらによく読み返し
書き直しましょう。
以上、
レポートに取り組む手順についての紹介でした。
レポートは情報収集や作成に
とても時間と手間がかかる課題です。
なるべく早めに取り組み始めることをオススメします。
そうすれば、締め切り直線に慌てなくて済むと思いますよ。
では、楽しい大学生活をお過ください。
(※1)参考文献
論文やレポートを書くとき、構想や骨組みを考えるときに
参考にした文献の事を指します。
(※2)データベース
コンピューターで様々な情報検索に高速に対応できるように
大量のデータを統一的に管理したファイルの事。
または、そのファイルを管理するシステムの事を言います。
【引用・参考文献】
〇大学一年生の君が初めてレポートを書くまで
川崎昌平著 ミネルヴァ書房発行
〇5日で学べて一生使える!レポート・論文の教科書
小川仁志著 筑摩書房 発行
〇わかりやすい論文レポートの書き方
安藤喜久雄編集 有楽出版社発行