図書館で働くにはどうしたらいいの?

気軽に本を仮に行ける施設 図書館ですが、
図書館員として働くためにはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、図書館で働くために何が必要なのかを
ご紹介していきます。
司書資格を取ろう
図書館で働くには司書・司書補資格が必要です。
司書資格を取る方法は大まかに2つあります。
①大学を卒業し、かつ図書館に関する科目を履修する
②大学・高等専門学校を卒業し、司書の講習を受ける
の二つです。
( ※1 司書および司書補の資格に関する図書館法5条 参照 )
①大学を卒業し、かつ文部科学省で定める
図書館に関する科目を履修する
これは大学で司書資格を取る方法です。主に下の3つの方法があります。
[1]図書館情報学を学部・学科レベルで専攻を設けている大学で
図書館情報学などの司書資格に必要な講義を受講する。
[2] 学部・学科の下にコースや専修等の専門コースを設けて、
図書館情報学などの司書資格に必要な講義を受講する。
[3]大学では図書館学情報学以外の専門分野をメインで専攻し、
資格取得を目的として図書館情報学を取得する。
もし図書館で働きたいと考えている人は、
大学を進学するときに、
入る大学の専攻学科やコースについてよく調べて、
司書課程や司書の講義が受けれるか、確認して入学することをオススメします。
【文部科学省 司書養成科目開講大学一覧(平成31年4月1日現在)】(下記リンク)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/shisyo/04040502.htm
②大学・高等専門学校を卒業し、司書の講習を受ける
大学以外で司書資格を取得する場合は
大学の通信教育による受講を受けて司書資格を取得
する方法があります。
司書資格取得を検討している方は
文部科学
省が公開している司書 講習実施大学一覧 のリンクを
参考にしてみてください。
【文部科学省 司書及び司書補の講習実施大学一覧(令和2年10月9日現在)】(下記リンク)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/gakugei/1422544_00004.htm
司書・司書補の資格を取得できたら
図書館の公募や求人に挑戦してみましょう。
以上、図書館員として働くには何が必要なのか
ご紹介しました。
参考になれば幸いです。
トネリコでした。
(※1)【司書および司書補の資格に関する図書館法5条】
(司書および司書補の資格)
第5条 次の各号のいずれかに該当する者は、司書となる資格を有する。
一 大学を卒業した者で大学において
文部科学省令で定める図書館に関する科目を履修したもの
二 大学又は高等専門学校を卒業した者で、
次条の規定による司書講習を履修したもの
三 次に掲げる職にあつた期間が通算して三年以上になる者で
次条の規定による司書の講習を修了したもの
イ 司書補の職
ロ 国立国会図書館又は大学若しくは高等専門学校の付属図書館における職
で司書補の職に相当するもの
ハ ロに掲げるもののほか、官公署、学校又は社会教育施設における職で社会教育主事、学芸員その他の司書補の職と同等以上の職として
文部科学大臣が指定するもの
2 次の各号のいずれかに該当する者は、司書補となる資格を有する。
一 司書の資格を有する者
二 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第九十条第一項の規定により
大学に入学することのできる者で次条の規定による司書補の講習を修了したもの
【参考文献】


