基本的な全身の描き方 デッサン入門
今回は基本的な人物の全身絵(八等身)の
描き方について解説していきます。
【目次】
棒人間を描く
体のメイン部分を簡単な形に置き換える
体の各部分のサイズを整えていく
大まかな肉付け(アタリ)を描く
アタリを参考に線画を描く
棒人間を描く

全身絵を描くために、
まずどういう姿勢の人を描くか
棒人間でイメージ図を描きます。
この時は見栄えやバランスなどは気にせず、
どういう姿勢・格好をしているのか
頭の中のイメージを
勢いで出す感じで思い切って描いてみましょう。
ここで注意するポイントは、肩・腰の線を描くことです。
これを描くことによって、
体の向きや傾きはどうなっているのかを
簡単に表すことができ、
肩・腰の傾きを強調することによって
メリハリの利いた姿勢(モデルのような姿勢)を
表現しやすくなります。
体のメイン部分を簡単な形に置き換える

次に、体の主な部分と関節を
簡単な形・図形に置き換えていきます。
上の図のように、関節は〇(円形)、
ろっ骨やコシ(骨盤)は□(四角・立方形)で描きこみます。
この時も、バランスなどは気にせず
気軽に描いてください。
体の各部分のサイズを整えていく

体の各部分のバランスを整えていきます。
頭のサイズを基準として、
胴体は頭4つ分の長さ(頭+胴体)、
足も同じく頭4つ分の大きさになるようにすると
不自然さが無くなります。
顔が少し大きいと感じるときは、
顔の大きさを
アゴ下からろっ骨の部分の1/2の所の線までの
長さに修正すると、小顔っぽく描けます。
大まかな肉付け(アタリ)を描く

バランスを整えた棒人間に
大まかな肉付けをしていきます。
関節と関節の間、肋骨とコシを
筒でつなげていきます。
アタリを参考に線画を描く

先ほど描きこんだアタリを参考に
線画を描いていきます。
以上で、八等身の人物の全身絵の完成です。
【引用・オススメ参考書】


