イラスト作成依頼の仕事の流れってどんな感じなの?
イラスト作成の依頼を受けた時、
仕事の流れはどういう感じで進めていけばいいのでしょうか?
今回は、サイト管理者が利用している
イラスト依頼・コミッションサイト
『SKIMA』での手順をもとに
イラスト依頼受付け・納品の流れを
紹介します。
(※注意)この記事は
私個人の私見が多く入っています。
正解などではなく
一つの意見として参考にしてください。
【目次】
イラスト作成の仕事の主な流れとは
依頼内容・要望などの聞き取り・打合せ
イラストの構図提案・作成
作成品最終確認・納品
まとめ
イラスト作成の仕事の主な流れとは
イラスト作成依頼を受けた時の仕事の流れを
ざっくり説明すると
以下(下記の項目)のようになります。
①依頼受け取り
②依頼の希望・要望聞き取り(打合せ)
③イラスト作成依頼の値段見積書・
締め切り日指定作成・提出
④依頼者 購入手続き
⑤大まかなラフ作成・提出
⑥色・配色ラフ作成・提出
⑦イラスト作成
⑧納品作品の出来栄え、最終確認提出
⑨作家・クリエイター、作品納品
⑩(『SKIMA』の場合)依頼者・作家
お互いの評価をサイトに記録
⑩の項目に関しては
イラスト依頼・コミッションサイトによって
評価制度がない場合もあるので
この評価作業がないことがあります。
なので、依頼窓口を作る前に
イラスト依頼・コミッションサイトの
規約やサービス内容などを
よく読んでおくことをオススメします。
※イラスト作成の仕事に特徴については
下記の記事を参考にしてください。
では 各手順・項目の内容について
細かく見ていきましょう。
依頼内容・要望などの聞き取り・打合せ
①依頼受け取り
まずは 『SKIMA』の自分のアカウントで
イラスト作成を依頼したい方からの
作成依頼のメールを受け取ります。
PCのみで『SKIMA』のアカウントに
ログインしていると
この 依頼メール受信に気づくのが
遅れることがあります。
なので、よく使うスマホやタブレットに
アプリ版『SKIMA』を入れておくと
よく見るスマホ・タブレットに
メールの通知が表示されるため
イラスト依頼メールを見逃しを防止しやすいので
オススメします。
※『SKIMA』のサイトは 下記リンクから
②依頼の希望・要望聞き取り(打合せ)
依頼者のメールを確認したら
『SKIMA』のツールバーにある
『メッセージ』のところで
依頼者から
どういうイラストを描いてほしいのか
作成依頼の内容を聞き取りします。
この時、依頼者から作成希望するもの
(イラストのキャンバスの向きやサイズ
メインキャラの姿勢・服装、
書き込むキャラクターの人数、背景
納品するデータ形式など)や、
依頼されたイラストの著作権について
(イラスト作成者所持なのか
それとも、依頼者に渡してほしいのか)
また、依頼作品を クリエイターの
作品集ポートフォリオに載せていいのかについて
依頼者とよく話をして
内容を細かく確認しましょう。
依頼者さんは、この時すでに
キャラクターの姿勢や構図が
はっきりとしたイメージ図が浮かんでいましたら
棒人間のような どんなに雑な物でもいいので
簡単なイメージ図を
作家・クリエイターに渡していただけると
作家としても依頼要望・希望が
わかりやすく大変ありがたいです。
③イラスト作成依頼の
値段見積書・締め切り日指定作成・提出
依頼内容の聞き取りがおわったら
聞き取った依頼・要望と
作成にかかりそうな時間を参考に
締め切り日指定と
作成依頼にかかる金額見積書を作成し、
依頼者に提出します。
依頼者はこの見積書をみて
本当にお金を払って
依頼を頼むのか判断・決めるので
現時点でわかる作業時間などを考えて
依頼者に対し
うそ・偽りなく、かつ 誠実に
見積書を作成しましょう。
見積書の作成については
すでに『SKIMA』に作り方の例がいくつかあるので
それを参考にしましょう。
また、イラスト依頼の窓口を作る前に
自分が作品を仕上げるのに
どれだけの時間がかかるかを測っておいて
依頼受付を始める前に
料金表を作っておくと見積作成が速く作りやすいので
オススメします。
※作成料金設定については 下記記事の
目次2つ目の内容を参考にしてください。
④依頼者 購入手続き
見積書を依頼者に提出したら、
依頼者の購入手続きを待ちます。
もし、購入されなくても
その時は しょうがないと割り切り
次の依頼を気長に待ちましょう。
イラストの構図提案・作成
①大まかなラフ作成・提出
依頼者から購入手続きの連絡を
受け取ったら
聞き取った依頼内容・要望を参考に
大まかなイラスト構図・ラフを作成し
依頼者へ提出します。
提出した後、依頼者から
新たな要望や構図の変更・修正点について
指摘があると思うので
なるべく完全直前にリテイク(やり直し)に
ならないよう
この時点で要望について 細かいところまで
よく聞き取り・確認しましょう。
依頼者に提出する
構図・大まかなラフ図に関して、
各作家・クリエイターによって
それぞれ違うかもしれませんが
私個人としては
依頼者の選択をなるべくせばめないように
構図・大まかなラフは複数(2つ以上)作って
提出しています。
②色・配色ラフ作成・提出
依頼者と話し合い
大まかなラフ・構図が決まったら
色・配色ラフ案を作り
依頼者に確認・提出します。
この時、依頼者の希望・要望で
キャラクターの服装・背景などの
柄・模様が決まっていたら
決まっている柄・模様を入れたうえで
配色案を提出すると
イラスト作成に修正する手数を減らすことが
できるのでオススメします。
色・配色ラフを提出したら、
大まかなラフ・構図提出の時と同じように
依頼者からの修正・変更点が出てくると思うので
なるべく 作品完成直前にやり直しが起きないよう
細かいところまで 依頼者とよく話し合い
確認しましょう。
③イラスト作成
色・配色ラフも決まったら
締め切りの日に間に合うよう
作品の作成・書き上げに集中しましょう。
作成中に もし 『ここどう書いたらいいのだろう』
『依頼者はどう描いてほしいのだろう?』と
不明な点が出てきたら
そのたびに、依頼者に確認しつつ
完成直前に修正が起きないよう
慎重に作品制作をしていきましょう。
作成品最終確認・納品
①納品作品の出来栄え、最終確認提出
作品を描き終えたら
依頼者に作品の最終確認をしてもらうために
提出します。
この時、依頼者の好みの出来ではなかったら
リテイク(やり直し)になります。
だた、この最終確認時からの やり直しは
時間がとてもかかる事や、
やり直し作業をする作家側にかかる
気力・労力も半端じゃないので、(※1)
できるだけやり直しにならないように
イラストの構図提案・作成の時点で
依頼者とイラスト作成要望について
よく相談・確認をしっかりしておきましょう。
(※1)リテイク(やり直し)について
『SKIMA』では
依頼者が完成直前にリテイクを申請した場合
作家・クリエイターは追加料金を請求することができます。
②作品納品
最終確認が済んだら
作品を依頼者に納品します。
作品を納品するときは
『メッセージ』からではなく
自分のアカウントページの
『取引管理』→『トークルーム』にて
納品するイラストデータを
ファイル選択に入れて納品します。
③(『SKIMA』の場合)
依頼者・作家 お互いの評価をサイトに記録
納品が終わったら、
依頼者の依頼時の対応についての評価を
記録します。
次回 この依頼者の注文を受けるであろう
作家さんに向けて、
今回受けた依頼者の感想を記入して登録しましょう。
これにて、
イラスト依頼の取引は終了です。
まとめ
今回は 主なイラスト作成の仕事の流れについて
ご紹介しました。
イラスト作成の仕事は
(私個人の考えですが)
依頼者さんと作家の共同作品だと思っています。
せっかくの貴重な機会をいただいたのですから
依頼の一つ一つを大事にして
仕事をこなしてみてくださいね。